産学官建設技術交流会とは

産学官建設技術交流会は、九州における産業界、大学等、及び行政の関係者がオープンな形で集い、情報交換、意見交換等の活動を通じ、建設分野における新技術の開発、活用、普及の推進並びに産学官で共有する技術課題の克服等に寄与することを目的として設立された組織です。
産学官で協働の事務局を構成し、各機関等からの研究発表や共有する技術課題の意見交換等を中心とした交流会を年4回程度開催しております。

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話題提供

長崎県の近代化遺産とその活用

長崎大学工学部教授 岡林 隆敏 氏

岡林氏は、長崎港改修事業、長崎水道、佐世保の針尾送信所無線塔など長崎県内の近代化遺産について観光への活用や維持管理も含め紹介されました。講演は建設当時の貴重な写真や現在の様子などを交え、建設に至る経緯や課題など非常に興味を引く内容でした。長崎は江戸時代唯一の外国との窓口であり、近代化は外国船入港に備えての港湾整備に始まり、それとともに造船が盛んになり、戦前は国内でも大都市の部類であったようです。
最近では、石炭採掘で有名な軍艦島の観光地化や三菱資料館などの世界遺産への申請も行われているそうです。

長崎大学工学部教授 岡林 隆敏氏