産学官建設技術交流会とは

産学官建設技術交流会は、九州における産業界、大学等、及び行政の関係者がオープンな形で集い、情報交換、意見交換等の活動を通じ、建設分野における新技術の開発、活用、普及の推進並びに産学官で共有する技術課題の克服等に寄与することを目的として設立された組織です。
産学官で協働の事務局を構成し、各機関等からの研究発表や共有する技術課題の意見交換等を中心とした交流会を年4回程度開催しております。

産学官建設技術交流会 詳しくはこちらから

Top > 活動情報 > 「港湾整備を支える技術の現状

話題提供

「港湾整備を支える技術の現状

(社)日本埋立浚渫協会九州支部 東亜建設工業(株) 石川 泰朋氏

石川氏は、港湾整備において重要な軟弱地盤処理技術、浚渫土リサイクル技術、汚濁防止技術、漂砂制御技術について話をされました。軟弱地盤処理技術としては、短時間に強度を確保でき直ちに上部構造の施工が可能なCDM、DJM工法が、産学官連携により開発された歴史や概要について説明がありました。また2009年に国際会議Deep Mixing in 2009 が沖縄で開催されることも紹介されました。浚渫土リサイクル技術としては、SGM 軽量土、管中固化処理による安定化、脱水・分級システム工法、スーパーグラブバケット浚渫工法や二重管トレミー工法による汚濁防止についてビデオを交え分かり易い説明がなされました。最後に、特殊ブロック設置による漂砂制御について、室内実験、実証実験の紹介がありました。

(社)日本埋立浚渫協会九州支部 東亜建設工業(株) 石川 泰朋氏